君はMTGをするために生まれてきた

この記事はKCCT-Densan Advent Calendar 2017 - Adventar の25日目の記事です.

 

どうも,エモを切り取って保存する(@xvkv)a.k.a.官取です.

 

とうとうACも最終日,クリスマス当日のようですが皆さんはいかがお過ごしでしょうか.プレゼントをくれるサンタさんって,正体は君たちの保護者さんなんだってさ.知ってた?

 

今回のタイトルは「君はMTGをするために生まれてきた」です.前回の続きはもう少し待ってくれ!年内には完結します.(無理でした......)

 

ところで,MTGってなんだろうね.ミーティングの略語かな?

違います.

MTG = Magic: The Gathering

 なんてこった,こいつは世界的TCGマジック・ザ・ギャザリングじゃないか!そう,君たちはこれをプレイするためにこの世界へと生を受けたのです.この世に生まれたことが消えない罪というなら,MTGをすることが背負いし罰なんじゃないですかね.

そうです,2018年春に『仮面ライダーアマゾンズ 』完結編が劇場公開されるようです.観に行きましょう.

 

🍵閑話休題🍵←絵文字は環境依存な文字なのであんまりブログで使わないようにしようね

 

なぜ僕がMTGを布教するのか.それは仲間がほしいからに他なりません.

実は最近,一緒にMTGを始めた仲間が揃うことはほぼなくなってきました.それぞれの生活があるので仕方ありませんが,親しい存在と同じコンテンツを消費することは人間の営みの中でも重要です.我々は次世代に向けて文化を食んでいく必要があります.

そこで僕は,このAC企画を用いて新たな仲間を獲得することにしたのです.

しかし,新しいコンテンツに手を出すのは用意ではありません.特に皆さんのイメージでは

MTGはお金がかかる!」

「これってカードが英語なんだろう.僕はTOEICで200点しか取れなかったから,英語でゲームをするなんて無理だよ!」

TCGTwitter音ゲーは留年3大要因ってそれ一番言われてるから」

といったマイナスな面が染み付いていることでしょう.

そして,悲しいことにこれらは実際,多くの人類をMTGから遠ざける要因であることが指摘されています.TOEIC200点はそれ以前の問題なので勘を磨いてください.

しかしながら,これは対策可能な問題でもあることが知られています.では,実際に検討してみましょう

 

1.「MTGはお金がかかる」

では実際にどれくらいかかるのか,「スタンダード(フォーマットの一種,最近のカードが入れ替わりで使える)」の代表的なデッキ二つの値段を見てみましょう.

価格はMTGGoldfish のでのPAPER表示を日本円に換算したものです.

まずはこのTemur Energyというデッキを見てみます.

Temur Energy by James Marino Deck

これはスタンダードフォーマットで約30%の支配率を誇る現環境の代表的なデッキです.お値段は324.26ドル,日本円にして約36,723円のようです.新品のPS4と中古ソフトがギリギリ買えそうな値段ですね.

では,次にこのRamunap Redというデッキを見てみましょう.

Ramunap Red by Stevon Gardner Deck

これはスタンダードフォーマットで約13%の支配率を持つ速攻デッキです.また,採用されているカードの性質上,中盤になっても戦うことができるため想像以上の粘り強さを持ち合わせています.お値段は202.52ドル,日本円では約22,935円です.新幹線で新神戸と静岡を自由席で往復するくらいの価格です.

どうでしょうか.スタンダードはカードの入れ替わりが発生するためこれらを基本に積み重ねていくことになり,初期投資であることは事実です.しかし,同じ価格でできることと比較すると,さほど不当に高いというわけではないようですね.

結局は,君がお金をかけたいかどうか.気持ちの問題です.

それでもお財布が厳しいという君へ,僕は「Pauper」というフォーマットをおすすめします.Pauper(パウパーとも),この言葉が意味するのは「貧乏人」......一体どういうことなんだ?と思うでしょう.安心してください,このフォーマットはまさに懐の寂しい君たちがMTGを知る切っ掛けとしてふさわしいものになるでしょう.

ズバリ,このフォーマットは「コモン」しか使えないんです!

※コモン:レアリティで一番下のランク.1パック15枚のうち実に11枚がコモンであり,古いカードであっても非常に安価で手に入る.また,Pauperで使用できるコモンは厳密にはMO(MTG Online)でコモンとして収録されたカードのみである.

いやぁ,とても安そうですよね.そう,本当に安く組めるんです.趣味にお金をかけたくないという傲慢な君でも,主要なデッキは5000円もあれば組めてしまいます.それでいて,使用可能なカードはMTG始まって以来のあらゆるコモンたち(禁止カードはある).つまり,このゲームを構成するすべての要素がここに存在しています.詳しいデッキ解説は「Pauper デッキ」と検索すればありがたいまとめが出てくるので,そちらに譲ります.

他の趣味と比較してみましょう.例えば基本無料のソシャゲ.君がどれだけ無課金で頑張っているとしても,そのスマートフォンなりタブレットは一体いくらして買ったのかな?通信費はいくら払っているんだい?

「いや,別にゲームしてるだけじゃないから」

君はそう言い返すだろう.つまり,多くの体験を内包していると評価したから,君は数万円の端末を買い,毎月数千円の通信費を払っている.これは他の趣味にも同じことが言える.それを遊ぶこと,その周りに波及する人間関係や体験,日々それについて考える時間.我々はそれらに価値を見出し,対価を支払っているのです.

さて,どうやら高いイメージがつきまとうMTGでも,安い費用で参入することができるようです.もちろん,上を見れば果てしない道筋が続いています.僕がメインで触っているモダンというフォーマットは,デッキによりますが10万円ほどの初期投資が必要です.しかし,スタンダード以外ではカードセットの入れ替わりが無いため,ずっと同じデッキを使い続けることが出来ます.僕の知り合いの方は,僕と出会う以前から同じタイプのデッキを使い続けているようです.数年も経てば,このゲームは10万円の初期投資に見合う,むしろそれ以上の体験を君にもたらしてくれることは間違いないと断言します.

 

結論:趣味を始めるには必ずお金が必要.財布と相談して自分に合った遊び方をしよう

 

2.「英語がわからない」

MTGは公式で日本語サポートがあり,日本語カードが印刷されています.また,英語しか存在しないカードについても,公式で最新のルールに則った対訳が用意されており心配する必要はありません.

え,相手がゲーム中に知らないカードの他言語版を出してきたらどうするんだって?

試合中,必要に迫られればジャッジを呼んでカードテキストを確認することができます.また,友人と遊ぶときやフリープレイなどカジュアルな試合では,別にスマホで検索したって構いません(一応相手に確認してね).

 

結論:最初は日本語のカードを買うと安心できる.

 

とは言うものの,MO(MTG Online)ではゲームクライアントや内部のカードテキストを含めて,全てが英語表記です.なのでこれはゲームに慣れてから始めるといいでしょう.どうしても友達が居なくて,ショップに行けなくてという理由でMOを最初のMTG体験にするなら,自分が使いたいカードのテキストはMTG Wikiで調べておくべきでしょう.

 
3.「TCGは留年するやつがやってる」

火のないところに煙は立たないといいます.確かにそういった傾向があるようです.君の頑張りをみせてくれ.

もし今年を留年しそうな雰囲気を感じているなら,進級した後にMTGを始めればいい.

心がつらくて留年してしまう君,まずは担任の先生に相談してみよう.そんな君はどうせ面談に呼び出されているだろうから,そのタイミングで悩んでいることを言ってみるんだ.先生は何年もこの学校に居ていろんな学生を見てきている.もちろん君みたいにうまくやっていけてないやつも含めて.だから,気後れせず対話してみよう.

 

結論:多分留年の問題は別のところにある.テストと向き合うか,一度休憩するかだ

 

どうだろう,不安に対しての回答は用意できたかな?

最後に一番大切なことがあります.MTGを始める君に,これさえ守ればこのゲームを長く楽しめることが.それは,「誰かと一緒に始めること」です.

僕が2年生のときからずっとこのゲームをプレイしてきたのは,一緒に始めた仲間の存在が合ったからです.断言します.

同じ習熟度の人間とプレイすれば相手に対して引けを取ることはありません.お互いにわからない所があれば考え,わかったことは共有する.一緒にショップへ行き大会に出る週末は,君にとって最良の体験を提供するでしょう.

もし,どうしても始める仲間が見つからないなら.

僕を呼んでください.

 

2017年度のKCCT-Densan Advent Calendar企画はこの記事で終了となります.参加してくれた方々,僕が突発に始めた企画ですがたくさんの記事が集まりました.本当にありがとうございました.

また来年も,みんなのMEMEを紡いでいければいいなあ.